鈴木愛子のオフィシャルブログ

「新しい視点を持つ」ことこそが本当の旅。

2016/10/19

カテゴリ: ヨガを旅する, 鈴木愛子のオフィシャルブログ

こんにちは!季節はすっかり秋。夏の疲れも癒える今頃、自然を散策すれば美しい景色に出会うことができるでしょう。

海外に住んでいたからこそ、感じることが出来る繊細な日本の美を、帰国してしばらく経つ今も日々感じています。

インドにいたという話をすると、聞かれるのが「人生観変わりましたか??」というもの。

その答えは、、、、

変わりません!(きっぱり)

衝撃的なことは、確かにある。

住んでいた3年間、毎日、日本ではありえない予想を超えた事態が起こる。 よく言えば「飽きさせない」というのかな。

ある日突然、水の蛇口からお湯が出てきて、お湯の蛇口から水が出てきたり。。部屋で猫が出産をしていたり。。引き出しを開けたらリスがでてきたり。。山を下る市バスは、ドアが空いていて、ジェットコースターよりもスリル満点だったり。。洗濯物が15分で乾くこともあれば4日間乾かないことも。

と思いきや、そこには変わらぬ人々の穏やかな日常があったり。。。

素晴らしく見えることもナンセンスもある。 それは、どこの国に行っても多少の違いでしかありません。

帰ってきたらいつもの日常が待っている。 なので、「インド行ってごらん、人生変わるよ!」とはならないわけです。

旅の後、日常の風景に退屈を感じるのだとしたら、それがたとえ宇宙旅行であっても、その旅は単なる暇つぶしにしか過ぎないものとなるでしょう。

フランスの作家マルセル・プルーストの言葉でこんなものがあります。「本当の旅の発見は新しい風景を見ることではなく、新しい視点を持つことである」

もちろんここでいう旅は、旅行のことではなく、、 生活環境、仕事だったり、人間関係だったり。
新しさや刺激を次々と求め続けることも旅には違いないが、「新しい視点を持つ」ことこそが本当の旅。
それは今を大切にすること。
衣食住を整え、心を込めて役割をこなし、目の前にいる人を大切にすること。

すごくシンプル。

足りないものを探し求める旅の足を止めてみる。
ぐるりと回りを見渡してみる。
探し回らなくても私には充分与えらえているという発見がある。
今の私には何が出来るのかな。。
そんな大きな心さえ持っていれば、いつでも旅は可能なのです。

dsc05008
▲インドの私の部屋で生まれた子猫たち

「知識」が本当の先生であり、真の主役。

2016/05/08

カテゴリ: ヨガを旅する, 鈴木愛子のオフィシャルブログ

一年で一番気持ちの良い季節がやって来ましたね ♪
我が家の植物たちも、太陽の光を浴びて嬉しそう。
元気いっぱいです。

ヨーガとは、今、この瞬間の素晴らしさに気づくための生き方です。

呼吸をしている。
丈夫な手足がある。
愛する家族の笑顔がある。
気持ちの良い風が吹いている。
八百屋さんに夏の野菜が並び始める。
東京にもびっくりするぐらいたくさんの花が咲いている。

なんて幸せなんだー☆

もう過ぎた過去のことや、まだ来ていない未来のことで頭が一杯だと、今、この瞬間の素晴らしさを見逃してしまう。

だから、ヨーガ。

すっきりしたココロで街を歩けば、今この瞬間、春の素晴らしさを誰よりも楽しむことができるでしょう。

幸せな瞬間といえば、先日、短期コースを卒業した生徒さんたちから、メッセージ入りの色紙をいただきました。
私の担当クラスは少ないにもかかわらず、どうもありがとう。
なんだか嬉しくて、部屋の中の私が座る場所から見える、ちょうど正面に飾ってしまいました。

振り返りながら思い出すのは、みんなの「目」。

「理解」がある時、そこには輝く目があります。

「理解」は、「解釈」とは全く異なるもの。
どの角度から見ても曖昧なところがなにもないように、たったひとつの答えを求めていくこと。

しかも、ヨーガで追求するのは他でもない大切な存在である「自分自身」。

その答えまで導いてくれるのが先生の役割です。

私は役割上、「先生」と呼ばれますが、本当の先生は知識そのものであり、私はたまたまそれを伝える役割が与えられただけ。
偉くもすごくもない。
なぜなら成長するために努力するのは、生徒さん自身だからです。

講師やインストラクターは、人前に出るので一見華やかに見えるかもしれないけれど、真の主役はこの知識。
伝統工芸品の職人のようなものであり、表舞台に立つことを望むようなものではありません。
案外コツコツと地道に取り組むものなのですよ。

だから、インストラクターになるなら絶対に忘れてほしくないのが、知識が先生であり主役であるということ。

目立つことや、すごいと思われること、感謝されることを目的とするのではなく、上からでも、下からでもなく、何千年も続く叡知であるヨーガの教えを伝えていくことができること、人々の理解や気づき、勇気のキッカケになること、幸せにしてあげるのではなくて、幸せに気づく力をサポートをすること。

そんなところに喜びを感じてほしいなー、と思います。

なーんて、偉そうに言ってしまいましたが 。。

一度、ヨーガの素晴らしさを知ったあなたなら、アーサナを通して、生き方を通して、たくさんの人にヨーガを伝えていくことができるのは間違いありません。

いただいた色紙から、春の息吹みたいな、みんなのパワーが伝わってきました。

IMG_6111

私の本棚。

2016/03/05

カテゴリ: ヨガを旅する, 鈴木愛子のオフィシャルブログ

こちらは私の本棚です。
マニアックな本がずらりと並んでいますね~

必要以上にサイケデリックな表紙の、文法の本、新品なのにページをめくるごとにパラパラと外れていく本、表紙から背表紙まで虫が通ったのであろう小さなトンネルがある本、ページが抜けている本、ページがダブっている本。

様々な本がありますが、どれも私の宝です。

本は、見えない「知識」が「形」になったものなので、とても大切に扱われます。
床に直接置いたり、足で触れることはありません。

インドでは、一年に一度、本を「神の象徴」とし、知識の女神「サラスワティ」とともに、プージャという祈りの儀式を捧げるぐらい神聖なもの。

綺麗にとっておくために、本カバーは必須。
3年のインド滞在で「カバーづくり」という新たな特技を身につけたほどです。

クラスでも皆に言っているのですが、「本」は積極的に購入し、興味を持って読んでほしい。
インストラクターになりたい人は特に!です。

本には、、学術的なものだけではなく小説であったとしても、、作者が何年もかけて積み重ねてきた知識がぎゅっと詰まっています。

知識を得るだけでなく、言葉の持つ力や表現を楽しむことで世界が広がり、伝えられることが増えていく。

図書館で借りるのではなく手元に置いておく。
中古ではなく新品を買う。
內容を暗記する必要 はないけれど、何がどこに書いてあるかを把握しておく。

それだけで、手足のように心強い、一生の友となってくれるでしょう。

沢山の本を読んで、勉強していても、先生達がクラスの中で伝えられることはほんの一部です。

勉強すればするほど、先生たちが、長年積み重ねてきた沢山の知識の中から、限られた時間の中で、言葉や伝え方を慎重に選びながら、生徒たちに教えてくれているかが分かるのではないかと思います。

それをどの位キャッチできるかは、普段からどれだけキャッチする能力を磨いているか!にかかっている。

本を読むことは、受け取る力を磨く練習にもなります。

受け取る力、伝える力を養うことができる本たち。

文庫本は1000円以下。
ハードカバーだと2000円前後。
専門書だと3000円以上かー。。

高い?
私はそうは思いません♪
むしろ、本ほどお値段以上の価値があるものはないでしょう。

外ランチを手作りお弁当に変えて、一生の心の滋養となる「本」を手にとってみませんか?

IMG_2238

ヨガ的コンプレックス解消法。

2016/01/31

カテゴリ: ヨガを旅する, 鈴木愛子のオフィシャルブログ

新しい年を迎えました。
最近髪を切って皆に褒められるので、一生この髪型で行こうかな、と思っているAikoです。

講師という仕事柄 、たくさんの方から「見られる」という経験をします。

「今日はなんか素敵ですね!」
「お化粧していますね!」
「眠そうですね!」
「疲れていますね!」
「2週間前、すごいオーラが出ていましたね!」

こうしてクラスを持つようになるまでは、自分が 「見られている」 という意識が全くありませんでした。
「見られていると思うなんて自意識過剰よ」とばかりに、髪にゴマ油を塗りたくり、スッピンですごし、乾燥したら顔にもゴマ油を塗っていました。

ヨガの人っぽい、といえばそうかもしれない?
だけど、ちょっと変えてみることに。

簡単に言うと、「日本人っぽく」してみました。
日本の「カワイイ」を知り尽くしているみんなが「いいね!」と言っていることは、積極的に取り入れるようにしたのです。
以前のインド人スタイルに、特にこだわりがあったわけではなかったので、取り入れることはそんなに難しいことではありませんでした。

この「見た目」。

たくさんの人が自分の「見た目」にコンプレックスを持っているような気がします。
小さいころに親や友人から言われた言葉、好きな人から言われた言葉。。。
目がもっと大きかったら、お肌がもっときれいだったら、、足がもっと細くて長かったら、、、
って思うかもしれないけれど、
もしそうだったとしても 「自分がカワイクナイ」 という自己評価を変えなければ、また新たな欠点を探し続けることになるだけ。

そんなつまらない自分とバイバイしたいですよね!

じゃぁ、どうやって・・・??

私は昔、「きれいだ」「カワイイ」と言われることがあっったとしても、すぐに「そんなことないし。」「きれいじゃないし。」と、心の中で全力で返していました。
それは、謙遜ではなく、自己嫌悪であり、勝手に起こる「ココロの癖」。
褒められれば褒められるほど、「本当の自分はそうじゃないのにー!」と、自信を失っていくのです。

めんどうくさいオンナですね!

ヨーガの生き方は、そんな「ココロの癖」と「おさらば」するための生き方なのです。

そもそも、なぜ私たちはコンプレックスを持ってしまうのでしょう??
それは、私達が、自分自身、または誰かが作り出した「美しさ」の基準と、自分を比べてしまっているから。
他人の評価を中心に、自分がその周りをグルグル回っているからなのです。

ヨーガの哲学は、そんなものに振り回されないための教え。
普遍的な“清く正しく美しく”あるための指標です。

たとえばヨーガの大切な教えの中に「シャウチャ」という言葉があります。
その意味は「清潔でいること」。
外側もですが、内側もです!

もし、コンプレックスを抱えている人がいたら、この「シャウチャ」を徹底してみましょう。

朝起きたら窓を開けて空気を入れ替える
朝シャワーを浴びる
毎日掃除をする
自炊をし、穀物と野菜を中心に、シンプルで滋養のあるものを食べる
洗ったばかりの服しか着ない
観葉植物や生花を飾る
笑顔でいることを心がける

自分なりにこうしておこう、ということを決めて、それを守ると、ブレない。
ちゃんと健やかであることを自分で決めて、心がけているのだから、キレイに見えてもしょうがない(?)のです!

もし、自分が嘘つきだったり、コンビニのご飯で済ませたり、毛皮製品などで身を包み、毎日ダラダラとすごしているのに、「キレイですね☆」って言われたとしたら、「そんなことないし」って潜在意識が真っ先に自分自身を否定するでしょう。

ただ、ただ、潔い生活を心がけるだけで、満たされ、自信がつき、自分を愛することができる。
人からの評価にダメージを受けなくなる。何を言われても、それを楽しめる様になる。
身体、言葉、心のアライメントを整えてあげる。

ヨーガとは「態度」。

それは、「こうありたい!」と願い、自分で自分自身を導いてあげること。
ありたいように振る舞うことは、自分に嘘をつくことではありません。

おっきい人になりたかったら、おっきい人がしているようにしてみる。
リラックスしたかったら、リラックスしている人がしているようにしてみる。
笑顔が素敵な人に会い心が明るくなったら、自分も笑顔で過ごしてみる。
素敵な言葉に癒やされたら、その言葉を誰かに使ってみる。

自分がなりたいような素敵な人と多く触れ合うことも、心を豊かにし、自分を愛することにつながっていくでしょう。

コンプレックスから解消されたい人は、騙されたと思ってぜひ、この「シャウチャ」を実践してみましょう!

写真は、インドのリシケシに行ってきたファーストシップ卒業生さんからのおみやげ。
ガンジス川の水です!

IMG_0941

ページ上部へ戻る