鈴木愛子のオフィシャルブログ

自分自身を大切にする理由。

2015/08/13

カテゴリ: ヨガを旅する, 鈴木愛子のオフィシャルブログ

インド人の美的感覚は、日本人のソレとはちょっと違います。

アクセサリーは必ず「金」!
「柄」on「柄」 は当たり前!

「シンプル」「モノトーン」という言葉は、彼らの辞書にはありません。

クリスマスでもないのに赤と緑とゴールドがマッチしてしまうのは、彼らがそれに負けない濃さを持っているからでしょうか。

映画は4時間!
コンサートも4時間!

「余韻」「引き際」という言葉も彼らの辞書にはありません。

「もし、これが1時間半のプログラムだったら、、、、、、、、、
もっと聞きたい、、、、って、、、思ったのに、、、、、、、、、、、」

4時間にも及ぶ、コッテコテの濃い~プログラムに「もう、二度とゴメンだわ!」というところまで追い込まれることも、しばしばありました。

日本人同士であっても「美的感覚」や「価値観」の違いを感じることはよくあること。

それが、外国人、しかもインド人ならなおさらです。

彼らの服装なんて、毎日見ているものなのに、

派手だなー。。。
なんでそんなにキラキラしてるのかなー。。。
その柄に、その柄合わせちゃうんだー。。。

何年住んでいても、私にとっては素朴なギモン。

その反面、段々と感化されて、なんだかその “コッテコテキラッキラ感” がたまらなく可愛いものだと思えてくる。

挙句の果てには、「これがグローバル・スタンダードなのでは? 」
とまで感じるようになり、サリーなどを日常的に着こなすようになったものでした。

しかし、「可愛いから」という理由で安易に真似をすることは、インドでは大変危険なこと!

ファッションのようで実は、意味があってしていることだったりするからです。

そもそも、よ~く見てみると、彼女たちのハデハデファッションは、神様たちのハデハデファッションとおんなじ。

サリーに身を包み、
頭には花飾り
眉間にはビンディ
耳にはイヤリング
鼻にはピアス
首にはネックレス
両手首にはバングル
両足首にはアンクレット

シーズン毎に流行はあるけれど、それはマイナーチェンジに過ぎません。

この「スタイル」から外れることは、今までも、、、そしてこれからも、、、
決して起こり得ないことなのです。

ではナゼ、神様たちにするのと同じ事ことをするのでしょうか???

前回のコラムの中で、「ヨーガとは、自分というお寺の門をくぐるようなもの」とお伝えしましたが、覚えていますか?

そう、この「私の身体や心」は、「寺」であり「神」そのもの。

神様たちがしていることを、自分の体にもしてあげるのは、「私自身の存在」もまた、愛情と敬意を示すべき「偉大な存在」だからです。

えーー!
こんな私がっ??

夏のムシムシした暑さで、爆発しそうな湿度計と化した髪を持つ私が?

シミ・ソバカスを気にしながらも、灼熱の太陽を求める私が??

ボーナスも夏休みもない私が???

・・・。

そうなんです。

そんな「私」が、です!!

大抵、私たちの、自分自身に対する自己評価って、とーっても低いもの。

自分を小さく見てしまう理由なんて、いくらでもある。

そして、そんな小さい自分に優しい言葉をかけてあげることなんて、ほとんどナイ。

「こんなことでめげていてはダメ」
「もっと頑張らないと」

友達には「大丈夫??」って言ってあげるのに、自分のこととなると、急に厳しくなってしまうものです。

今日やり残したことや明日の予定で頭いっぱいのまま眠りについたり、
化粧を落とす気力もないほど疲れ果ててしまったり、
ごはんを適当に買ったもので済ませてしまったり、、

「偉大な存在」のはずの私が、ひどい扱いを受けてるではないですかっ!?

これじゃぁいつまでも、自分の素晴らしさを知ることなんてできない。

ヨーガとは、自分を愛することの始まりです。

今まで、外の世界とつながりっぱなしだった「心」を自分自身に向けてあげる。

自分のために15分だけでも時間を作ってあげる。

心や身体のために、お供え物をするように、滋養のある食べ物を選び、味わってよく食べる。

シンプルで清潔なものを身につけてあげる。

最初は「形」から、かもしれないけれど、
大切にしているうちに、自分自身のこと、愛おしく思えてくるはずです。

インド人の身につけているアクセサリーは「22金」以上。
自分自身にオファーする(捧げる)ものであるから、安っぽいものはNG。

髪にはたくさんのジャスミンの花。
どんな高い香水よりも、贅沢なフレッシュな花の香り。
花を身につけると心から幸せな気分になる。
そして沢山の花を身につけた女性を見たら、誰もが思わず笑顔になる。

この、「オファーする」という気持を持って、自分にふさわしいものを選び、身に付けるということは、自分を取り繕ったり、背伸びしてよく見せるために厚化粧したり香水を振りまくのとはまったく違うもの。

何をもってして「自分を大切にする」ということなのか、、
自分自身を「ハッピー」に導くために本当に必要なものは何なのか、、

それを見極める心を作ってあげることができるのも、ヨーガの素晴らしさなのです。

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