Makotoのオフィシャルブログ

ハタヨガから生まれた「Yamuna®」というボディワーク 3

2015/11/24

カテゴリ: Makotoのオフィシャルブログ, ヤムナ

私の現在のプラクティスはヨガとYamuna®の実践が半々位である。Yamuna®の様々なルーティーンを実践し、その後にヨガのアーサナを行う。またはアーサナの実践中に必要であればYamuna®の様々なルーティーンの中から必要なものを選んで行うというスタイルに定着している。

ヨガに出会うまでの人生の中で、私は身体を動かすことを積極的に行ってこなかった。よって身体は固く今現在のような筋力を持ち合わせていなかった。ヨガを始めたばかりの頃は、激しいアクティブなスタイルのヨガの実践を行っていた。がむしゃらに行う中でも筋力が育まれ、柔軟性を取り戻すことができた。しかし、指導する立場になってから一度取り戻したはずの柔軟性が退行し、以前よりも身体が固く感じたり、特定の部位が縮んでいるように感じたり、左右や上下のアンバランスを感じるようになった。

そのような状態が続く中で、Yamuna®のメソッドに運命的に出会った。残念なことにYamuna®のテクニックはよく、筋膜リリースやストレッチ、フィットネスと混同されてしまう。Yamuna®はそれらのテクニックの恩恵を享受しながらも、ボールによって骨に刺激をもたらし、身体の各部位に知覚を与えて、眠っている筋肉を起こすことで未使用な退化していた神経の回路を繋げていくことが可能である。自分の外側の身体を客観的にみつめ、より内側を観察することができることにより多くの気づきが生まれ、自分自身で心身の修正が可能となるボディワークである。

もともとがハタヨガの原理原則からメソッドが成立しているため、ハタヨガの練習にこのメソッドを取り入れることはとても有効的である。

通常、ヨガのクラスでは目的とするポーズを設定し、解剖学的な身体の取り組み(理にかなった身体の動かし方、使い方)にフォーカスをする。例えば、ウールドヴァ ダニュラーサナ(上向き弓のポーズ)を目標のポーズと設定する。このポーズの分類は中~上級の後屈であり、解剖学的な身体の取り組みとしては、太腿前面の付け根を伸ばし(股関節伸展)、肩や胸を開き(肩関節外旋)、脊柱を反らす(脊柱伸展)。これらのポーズに取り組む際に、必要な要素をよりシンプルで優しい動きや形で準備を重ねていく。どのような準備ポーズを選択し、どのようにプレパレーションは重ねるかがとても重要である。しかしそれは、相当な練習の積み重ねが必要であり、一朝一夕にはいかない。ヨガを行うことが、鍛錬であり、修行であるとされるゆえんでもあろう。
そこで、Yamuna®のテクニックを用いることにより、硬い筋肉を緩め、関節の可動範囲を広げ、眠っている筋肉を起こし身体を活性化する。そうすることで、安全かつ効率的にヨガの練習が促進される。

またハタヨガの狙いの根幹として、人のエネルギーセンターの回路を開き、エネルギーを流すという目的がある。これも、通常は一筋縄ではいかずに、相当の鍛錬、つまり回数や時間、年月を要する。Yamuna®では脊柱の神経根をボールで刺激するワークを行うことで、このエナジーフロー(エネルギーの回路を開き、流すこと)をよりシンプルかつ効果的に促すことが可能なのだ。

冒頭でも述べたように、今の私の練習スタイルはYamuna®の実践とハタヨガの実践を効果的に組み合わせることで構成されている。この醍醐味をできるだけ多くのヨガ実践者の方々に味わって欲しいという気持ちから、定期的にYamuna®やYamuna®とヨガを融合したクラスや講座を開催している。実際に多くの方がその効果に目を見張り、好評を得ている。

今年9月23日に行われたヨガフェスタでは「YogaのためのYamuna®」と題して特定のポーズの構成要素への取り組みを、ヨガのアーサナで準備ポーズを重ねるのではなく、Yamuna®のルーティーンで準備を行い身体を開いていくことで、通常より自分自身の身体の可能性を体感できるようなクラスを提供した。Yamuna®を行うのが初めての方がほとんどであった。しかしボールでワークすることで知覚が広がり、身体感覚が目覚め、それまでに体験し得ない意識が現れることで身体への気づきが育まれていった様子が、参加していただいた方々から感じられてとても嬉しかった。

これまで全三回にわたりYamuna®の世界観を紹介してきた。最後に、Yamuna®のコンセプトを一言で表すならそれは、「ボディ サステナビリティ(継続可能な身体)」である。「ボディ アウェアネス(身体からの気づき)」を得ることでどのような年代、性別、状況にあっても常に良好な心身のコンディションを継続可能にすることである。今ここで、Yumunaはあなたに問いかけている。
「あなたの心身は常に良好な状態が継続可能ですか?」と。

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