高齢化社会に求められるシニアヨガの可能性

シニアヨガを通じて私たちは、高齢者社会に貢献したいと考えています

高齢者人口の推移

平成72年には2.5人に1人が65歳以上の高齢者

超高齢社会を迎えようとしている日本社会では、65歳以上の高齢者人口は3186万人(平成25年9月15日現在推計)で、総人口に占める割合は25. 0%となり、人口、割合共に過去最高となりました。初めて4人に1人が高齢者となりました。

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この割合は今後も上昇を続け、平成47年には33. 4%となり、3人に1人、平成72年には2.5人に1人が65歳以上の高齢者になると見込まれています。

高齢者人口及び割合の推移
高齢者人口及び割合の推移

日常的な習慣が 変わることによる危険性

働き盛りの頃は「通勤する」「家事をする」といった運動が日常生活の一環として行われてきましたが、例えば定年退職などのライフスタイルの変化により、日時用的に行われてきた運動の機会が減少し、身体機能が低下する危険性があります。
また社会環境の変化によるストレスで、心の健康を維持するのが難しくなる可能性があります。

  1. 身体機能の低下は、ロコモティブシンドロームに陥る可能性があります

    ロコモティブシンドロームとは、運動器官の障害によって日常生活で人や道具の助けが必要な状態、またはその一歩手前の状態で、骨や関節、筋肉などの働きが衰えることで寝たきりや要介護になる危険性が高いといえます。

    ロコモティブシンドロームの概念図

    支援・介護が必要となった主な原因

    予防の為の運動が、逆にケガなどの原因になる
    可能性もあります

    骨や関節、筋肉などの働きが衰えると、寝たきりや要介護状態になる高齢者の方が増える結果になります。

    予防には筋肉と同様に軟骨や椎間板にも適正な運動負荷が必要ですが、過度なスポーツや肥満による過体重によって負担をかけすぎると、軟骨や椎間板は逆に痛んでしまうことになります。
    また痩せすぎるのも筋肉や骨は弱くなる傾向があります。

    支援・介護が必要となった 主な原因のトップは運動器の障害=ロコモ

  2. 急激な環境の変化がストレスがメンタルヘルスを悪化させます

    環境の変化によるストレスが原因で身体や心に摩耗が生じ、メンタルヘルスの不調をきたす人が増え、最悪の場合自殺者や 過労死が相次ぐなど、事態が深刻化しています。これは働きざかりの若者だけでなく、定年退職などで生活環境が大きく変わる高齢者の方にも当てはまります。

    ストレスモデル

これらの解消にはシニアヨガが効果的です。

  1. シニアヨガは高齢者の運動に最適です

    シニアヨガは高齢者の方によくある「身体の硬さ」「関節の痛み」などであまり大きな動きをすることができないという方に対し、道具や椅子を使い、ゆっくりとした動きを呼吸に合わせておこなうことで、姿勢や骨格が歪み、緊張しすぎている筋肉に働きかけて、じっくりと温め緩めます。
    さらに普段意識していない骨や関節に注意を向けて、その可動域を広げ、歪みやアンバランスを修正し、身体機能の向上と運動器機能障害の防止・改善につなげます。

  2. シニアヨガは精神の安定やストレス発散といった
    メンタルヘルスに効果的です

    ヨガは有酸素運動をおこなうため、深い呼吸をおこなう必要があります。
    深い呼吸は精神を落ち着かせる副交感神経を刺激しますので、リラックスやストレス発散の効果があります。

    さらにヨガによって「今までできなかった動きができる」ことから、生きる喜びを感じる事で、前向きに物事をとらえられるようになります。

ファーストシップのシニアヨガは高齢者の知識に基づいた安全なヨガです

デイサービスとの共同開発

デイサービスを提供している「ゆずりは(17事業所展開)」と共同開発することで、介護現場で実際に必要とされている身体的・心理的特徴の知識、運動・指導方法、リスクマネジメント、疾患と緊急対応、バイタルサイン・レッスン介助から高齢者とのコミュニケーションまで、高齢者に関する知識を学ぶことができます。

シニアヨガに対する責任

高齢者の方が万が一ケガをした場合、予想以上の大ケガに繋がる可能性が高くなり、大きな責任が伴います。そのため、高齢者に関する専門的な知識をしっかり学んでいただき、万全の対応ができるようにしています。

「ゆずりは」とは?

ファーストシップやホットヨガスタジオLAVAと同じ株式会社ベンチャーバンクが運営する「ゆずりは」は、介護予防を目的とした機能訓練特化型デイサービスです。
「要介護状態となることを防ぐ」だけではなく、「生活機能の低下を防ぐことにより、イキイキとした自立生活や人生を創ること」を目指したサービスを提供しています。毎日、多くのお年寄りの方がヨガを楽しんでいます。
※ HP から引用

シニアヨガを指導しているインストラクターの声

関口 奈央さん

「生き甲斐をもって人生を楽しむ」ための
エネルギーを高めていただける

関口 奈央さん
  • 2014/9シニアヨガ指導者養成 ベーシック+解剖学コース修了
  • 2014/10全米ヨガアライアンス認定 ヨガインストラクター養成 in カウアイ修了

シニアの方は、年齢とともに身体の硬さが強まる方、腰痛がある方、関節や膝の可動域に制限のある方、筋力の低下が見られる方、また、環境や生活習慣のストレスや疾患などによって、メンタル面での不調 を抱えた方など様々な方がいらっしゃいます。
そのような方に対し、ヨガを行うことで体や心が解放され、「生き甲斐をもって人生を楽しむ」ためのエネルギーを高めていただけるのだと、シニアヨガを通して強く感じられました。

渡井 孝子さん

家族で参加される方も増え、家族のコミニュケーションの
場にもなり、感謝の言葉をいただいています。

渡井 孝子さん
  • シニアヨガ指導者養成コース、陰ヨガ指導者養成コース 卒業

シニアヨガでチェアヨガのクラスを担当させていただいていますが、チェアヨガは今まで運動経験がない方や少ない方が無理なく楽しめると喜ばれています。
ヨガ歴のある方も、膝や腰を痛めた方たちにも、チェアヨガを知って良かったと言われ、今後は他のヨガ教室に行きたくないなど嬉しい言葉もいただくようになりました。年齢も幅広く、職場でも肩甲骨回しで肩が楽になると話す方や、腹式呼吸することで眠れるようになった、便秘解消や足首が回るようになった、正座ができるようになった、お腹周りが少し細くなった、からだ全身が軽くなったといった感想をいただき、家族で参加される方も増え、家族のコミニュケーションの場にもなり、感謝の言葉をいただいています。

お仕事だけでなく、身近な方や自分自身のためにシニアヨガを受けられる方がたくさんいます

高齢者の方の事をより深く理解するこができます。
そのため、老人ホームや介護施設・デイサービスやホームヘルパーといったお仕事をされている方だけでなく、両親や祖父母といった身近な方のためや、今後自分自身が年を取った時のために受講される方もたくさんいらっしゃいます。
そのような方にためにもファーストシップはシニアヨガを通じて、高齢化社会に貢献できるインストラクターが輩出できるように、今後もシニアヨガインストラクター養成講座に力を入れていきたいと考えています。

ページ上部へ戻る